最初の印象が大切!
挨拶が必要な範囲はどれくらいまででしょうか。 引越し先で挨拶をする場合、どれほどの範囲のお宅に挨拶をするかが難しい問題で、挨拶の品を準備するのに困ってしまいます。 地域の習慣によって範囲は異なりますので、不動産の管理会社などの人に事前に聞いておくと良いでしょう。 昔から向こう三軒両隣りといわれており、一軒家の場合は自分の家の両隣2軒と、向かい側のお宅とその両隣軒の計5軒に挨拶を行うのが一般的のようです。 ですが分譲住宅ではもう少し範囲を広げて、10軒位の団地なら全ての住宅に挨拶をしてもいいかもしれません。 挨拶を行う人ですが、できれば家族全員で行うのがベターです。 特に昼間近所で顔を合わすことになりそうな主婦の方は、早く顔を覚えてもらえるようにしっかり挨拶に伺いましょう。 必要以上のプライバシーを伝えることはありませんが、小さな子供や高齢者、障害のある人など何らかの介助の必要な人の存在を知らせておくことは大切です。 同じような境遇の人が相手の家族にいたら、便利なサービスを教えてもらったり距離が縮まったりするきっかけにもなります。 挨拶を行う日はできれば引越し当日、遅くても引越し後2~3日以内に行うのが礼儀です。 タイミングを逃してあまり遅くなっては挨拶に伺いにくくなってしまいます。もし引越し先が近くで可能であれば引越し前に挨拶をしておくのも良いでしょう。 そして当日は荷物を運ぶトラックが近隣の迷惑になることもありますので、引越しの日時を伝えておきます。 挨拶に持っていく品は高価なものである必要はなく、千円程度の品物で充分です。あくまで気持ちですからあまり高価なものだと相手も恐縮してしまいます。 洗剤や石鹸など日用品、お菓子など誰でも必ず使用するもの、召し上がれる物を持っていくのが一般的でしょう。 引越し後はいろいろとやることが多く大変なので、慌てないよう引越し前に用意しておきましょう。